キルナー博士というスピリチュアルの世界では有名な人物をご紹介します。彼は19世紀に活躍したイギリスの著名な医学者であり、人体のエネルギーフィールドを可視化するための装置を開発したことで知られています。彼はその装置を用いて、人間のエネルギーフィールド、すなわち「オーラ」に関する詳細な研究を行いました。これに基づき、博士は『人体のオーラについて』(The Aura)という画期的な著書を執筆しました。この著書は、人体のオーラに関する初めての科学的研究として、多くの注目を集めました。
キルナー博士によれば、人間の思想や感情は一種のエネルギー体、または気体として身体から放射されており、これが「オーラ」と呼ばれるものです。博士の研究では、オーラの色彩は個々の人間の性格や感情状態に応じて変化することが明らかになりました。具体的には、人格の高潔さや道徳的な純粋さ、霊的な品格が高い人の場合、そのオーラは神聖さや崇高さを表す青色の光として現れることが多いとされています。また、愛情に満ちているときには、オーラは柔らかく淡い紅色の光を放つ傾向があります。一方で、嫉妬や怨念、憤怒といった負の感情を抱いている場合、そのオーラは赤黒い光として噴出することが観察されました。
キルナー博士の発見は、当時の科学界に大きな衝撃を与えました。オーラという目に見えないエネルギーが、実際に人間の感情や精神状態を反映するという考え方は、医学とスピリチュアルの接点を示すものであり、後のエネルギー医学やヒーリングの分野に多大な影響を与えました。この研究は、人間の内面的な状態が身体にどのように現れるか、そしてそれが外部にどのように放射されるかを理解するための新たな視点を提供し、現在でもオーラに関する研究の基礎として重要視されています。
イギリスという国はこのような心霊、スピリチュアルな世界を科学的に研究する国でもあるのです。日本ではどちらかといえば、難しいのかもしれません。
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