昔から、クレジットカードだと、ついついお金を使う過ぎてしまった結果、その支払いに追われて大変だということでお悩みの方も多くいらっしゃいます。下記の3つの事例のような感じです。
洋服の衝動買いで借金地獄に
Aさんはファッションが大好きで、セールや新作が出るたびにクレジットカードを使って洋服を購入していました。特にオンラインショッピングでは気軽に買い物ができ、欲しいと思った商品を次々にカードで購入していたのです。最初は毎月の請求額もそこまで大きくなく、「少しずつ払えばいい」と考えていましたが、セール品や割引キャンペーンがあるたびに衝動買いが止まらず、気づいた時にはクレジットカードの利用額が限度額に達していました。返済のためにリボ払いを始めたものの、利息が重なり、支払いがどんどん増えていき、最終的には返済不能の状態に。借金の重圧で精神的にも追い詰められ、家計が破綻寸前にまで追い込まれてしまいました。
旅行での使いすぎが家計に打撃を与える
Bさんは旅行が趣味で、毎年何度か海外旅行に行っていました。旅行中は「せっかくの休暇だから」と高級ホテルに泊まったり、贅沢な食事を楽しんだりと、全てをクレジットカードで支払っていました。しかし、旅行後に毎回膨大な請求が届き、家計を圧迫していることに気づきました。Bさんは旅行中の支出を見直すことなく、次の旅行でもまた同じようにカードを使いすぎてしまい、結局、貯金が底をついてしまったのです。さらに、リボ払いを利用していたため、利息が膨らみ、家計の立て直しに苦労しています。
日常生活での小さな出費が積み重なり借金に
Cさんは特に贅沢な買い物をしているわけではないものの、日常的な生活費をほとんどクレジットカードで支払っていました。コンビニでの買い物、外食、ガソリン代、ちょっとした雑貨など、普段の支出をすべてカードで済ませていたため、気づけば請求額が予想以上に膨らんでいました。特に月末になると、「今月はこんなに使ったのか」と驚くことが度々ありましたが、すぐに来月の収入で払えると軽く考えていました。しかし、次の月も同じようにカードを使い続け、支払いが追いつかなくなり、ついに返済が困難に。Cさんはカードの利用を抑える努力を始めましたが、すでに借金は膨れ上がっており、日常生活の見直しを迫られることになりました。
さて、ストレス過多や不安などから買い物や散財をたくさんすることによってそれらを解消しようとする場合がスピリチュアル的には起きる場合があります。邪気払いなどの霊的処置により、抑えられることもありますよ。
クレジットカードについては、海外旅行を頻繁にする人以外は、あまり持たない方が良いと私は考えています。もちろん、どうしても必要だという場合には、1枚だけ持つことをお勧めしますが、それ以上の枚数を持つ必要はありません。クレジットカードをよく使う人ほど、経済的に苦しい状況に陥りやすいという研究結果も存在しているそうです。これは、クレジットカードの使用が無意識のうちに支出を増やし、長期的な負担を引き起こすことを示唆しています。そのため、クレジットカードよりも、デビットカードに切り替える方がまだ安心であると私は思います。
クレジットカードを持つときに最も気をつけるべき点の一つは、簡単に物を購入できるため、衝動買いや無計画な買い物が増えてしまうということです。クレジットカードは便利ではありますが、その便利さが逆に「買いすぎ」を引き起こす原因にもなり得ます。特にリボ払いを利用すると、利息が非常に高く設定されているため、支払い総額が予想以上に増えてしまうことがあります。このような状況に陥ると、家計に大きな負担をかけ、最終的には借金に悩まされることになるかもしれません。
また、現金払いとクレジットカード払いの大きな違いは、支出を「体感」できるかどうかです。現金で支払う場合、財布の中から直接お金が減っていくため、自分がどれだけ使っているのかを実感しやすく、自然と無駄遣いを抑えることができます。しかし、クレジットカードだとその感覚が薄れ、どれだけ使ったのかが分かりづらくなります。そして、数週間後に突然請求書が届き、自分の予想以上の金額に驚くこともしばしばです。さらに、クレジットカードは不正利用のリスクも伴います。万が一、カード情報が盗まれたり悪用された場合、自分が全く知らない間に大量の支払いを強いられる可能性があります。
クレジットカードが発達した背景には、特に海外における治安の問題が関わっています。海外では現金を持ち歩くことがリスクになるため、クレジットカードの需要が高まり、便利な支払い手段として広まっていきました。しかし、日本は比較的治安が良く、現金を持ち歩いても安心な環境にあります。そのため、クレジットカードの使用が絶対的に必要というわけではありません。
以上の理由から、クレジットカードを持つ場合でも、1枚だけに絞り、限度額を低く設定して使用するのが賢明です。また、なるべく日常生活では使用を控え、必要最小限に留めることが重要です。
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