神様との相性のようなものが良くならないのか、悪いのかなどとお悩みになられている方もおられますね。本日はそのようなお悩みについてです。
私は昔から家系的に稲荷神社が不得意だと言われてきました。祖父母や両親からも、「稲荷神社には行かない方がいい」と言われることが多かったのですが、理由ははっきりとは分かりません。ただ、その言葉を聞くたびに、なんとなく避けてしまうようになっていました。
しかし、ある時から「そんなに気にすることじゃないだろう」と思い、稲荷神社に行こうと決心したことがありました。その日は特に何の問題もなかったのですが、急に体調が悪くなり、高熱が出てしまいました。偶然だと思い、気にせず過ごしていたのですが、次にツーリングで稲荷神社に行こうとした時、なんとバイクのエンジンが突然かからなくなってしまったのです。整備不良などではなく、特に問題も見つかりませんでしたが、稲荷神社に行くのを中止すると、まるで何事もなかったかのようにエンジンがかかりました。
それからというもの、稲荷神社に行こうとする度に何かしらのアクシデントが発生するようになりました。車が急に故障したり、体調が悪くなったり、予定していた同行者が急にキャンセルしたりと、不思議なことが次々に起こりました。特に印象に残っているのは、友人と一緒にツーリングで稲荷神社を訪れる計画を立てた際、またしてもバイクのエンジンがまったくかからなくなったことです。エンジンの調子は良好で、出発前も何度もチェックしていたにもかかわらず、神社に行こうとするとトラブルが起きるのです。まるで見えない力によって、行くことを阻まれているかのように感じました。
これまでに稲荷神社に行こうとしたのは少なくとも5回ほどありますが、そのたびに何らかのアクシデントが発生し、結局行けずじまいです。これらの出来事が偶然なのか、それとも何か意味があるのかは分かりませんが、今ではすっかり「稲荷神社には行かない方がいい」という家系の教えを無視できないようになってしまいました。
さて、お稲荷様はお狐さんをイメージされる方も多くいらっしゃるかもしれませんが、稲を象徴する神様で、衣食住生活全般におかかわりになられる神様です。とてもありがたい神様です。
そのような神様を参拝しようとして怪異が起きるというのは私としてはよくわからないというのが正直なところです。あえて指摘さしてもらうならば、何らかの粗相をご先祖がされたのか、罪穢れに対して何らかの警告を怪異として表しておられるのかもしれません。
コメント