陰陽師を名乗っておられる霊能者さんもおられますね。そのような霊能者さんから護符をすすめられるということがしばしばありますが、本当に効果があるのか?というスピリチュアルなお悩みです。
先日、仕事での悩みが続いていたこともあり、陰陽師の方に電話で鑑定をしていただく機会がありました。私はこれまで、なぜかどの職場でもうまく人間関係を築けず、職場を転々としてきました。最近勤務していた職場でも、私は従業員たちと打ち解けられずに孤立してしまったのです。そのうえ、紹介してもらった仲介業者には裏切られるような形で不利な状況に陥り、精神的にも肉体的にもボロボロになってしまいました。
そんな状況に耐えられなくなり、心療内科に行ってみましたが、特に重い診断はされず、軽度の抗不安薬を処方された程度でした。自分自身の感覚としても、何か特別な病気があるようには思えなかったのですが、どうしてもこの不運の連鎖が止まらないのです。職場でうまくいかないどころか、どうしても周囲からの敵意や疑念を感じてしまい、まるで何か目に見えない力が私を邪魔しているような気がしてならないのです。
そこで思い切って陰陽師の方に相談をしました。電話でお話を伺ったところ、その陰陽師の方から「西南の邪気の生霊がついている」という言葉をいただきました。さらに、「身固めをした方がいいよ」と助言を受けたのです。この「身固め」という言葉の意味は、何らかの霊的な防御や保護を強化することを指しているのだと思います。そして、その方は「状態は中の上くらい」とも言っていました。つまり、深刻ではないものの、まだまだ注意が必要な状態だと。正直、この言葉を聞いた時はショックを受けてしまいました。私は自分の問題が霊的なものであるとは思っていませんでしたし、霊符などの力で本当に解決できるのかも疑問でした。
ただ、この霊的な問題が仕事や人間関係に影響しているのであれば、なんとかして解決したいという気持ちが強くなりました。霊符を使って本当に生霊や邪気を祓うことができるのか、そしてその霊符で「身固め」ができるのかという疑問が頭に浮かびました。実際に霊符というのは古来から用いられてきたものですが、その効果や正しい使用方法については、私自身まだよく理解していません。
陰陽師の方の話では、霊的な存在や生霊は感情や念が強く結びついているため、それを祓うには特定の霊符や儀式が必要だと言われました。また、霊符にはそれぞれ役割や効果が異なり、私のような「西南の邪気」を取り除くためには、特定の霊符を持ち歩くことや家に貼ることが有効だとされているそうです。このようなアドバイスを受けたものの、実際に霊符で対応することが本当に効果的なのか、まだ半信半疑な自分がいます。
私は神仏や霊的なものを信じているわけではなかったのですが、何度もこういった不運が続くと、どうしてもその可能性を考えてしまいます。心療内科の診断では重症ではないと言われたものの、日常生活や仕事での不安感や孤立感は増すばかりです。
さて、陰陽師に限らず、霊符を作成してお守りとして作成することにより、霊的守りを実現させようとする霊的な能力者はおられるかと思います。本当にそのようなお守りに効果があるのかといいますと、わからないのが正直なところだと感じます。
昔の話ですが、先代のもとにとある依頼者様が鑑定に来られた際の話です。めちゃくちゃ強烈な霊的問題をお持ちでした。手に負えないレベルだったので、界隈でも有名な霊能者さんを紹介したところ、その霊能者さんは護符を作成して持たせるタイプの霊能者だったのです。ところが、その霊能者さんの護符をもってしても霊的問題は治まらなかったということで依頼者の方は再び先代にお祓いをしてもらいたいと頼んでこられましたが、先代にも能力の限界があるためにお断りすることになったという話があります。いくら本物の霊能者が護符を作成しても霊のレベル次第では役に立たないような場合もあるんだと思います。いろいろと複雑な要素が絡んでくる問題ではないでしょうか。
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