京都の神社仏閣を巡る

上徳寺 京都五条界隈を歩くその4

上徳寺

塩竈山と号し、浄土宗に属する。

寺伝によれば、1603年に徳川家康によって、
上徳院殿(阿茶の局)が開基となり、伝誉蘇生上人を
開山に招じて建立した寺といわれる。

寺内に泰栄院の宝篋印塔がある。

以後度重なる災火によって堂宇、塔頭は焼失し、
現在の諸堂は明治時代に再建。

本堂は1753年建立の永観堂の祖師堂を移築したもの。

堂内には江州八橋(滋賀)の鞭﨑八幡宮から移したといわれる
阿弥陀如来像を安置。

境内の地蔵堂は1871年の再建で、
高さ2メートルあまりの石地蔵を安置している。
「世継地蔵」と呼ばれ、往古より良い世継ぎが授かる
御利益があるとして、多くの人々から信仰を集めている。

さて、開基となった阿茶の局とは徳川家康の側室となった女性で、
かなり優れており、家康がもっとも信頼を寄せていた女性である
と言われています。

大河ドラマの真田丸にも登場していたようですね。
観てませんが・・・。

>>寺内に泰栄院の宝篋印塔がある。

泰栄院とは法号であり、生前の名は「仙」お仙の方と呼ばれた
家康の側室の女性ですね。

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