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京都の神社仏閣を巡る

蓮光寺 京都五条界隈を歩く その3

蓮光寺

知恩院を本山とする浄土宗の寺で、「負別如来」と呼ばれる
本尊の阿弥陀如来と地蔵堂に安置される「駒止地蔵」知られる。

本堂に祀られる本尊は鎌倉時代を代表する仏師である快慶の作だと
伝えられる。

その昔、快慶が東国の僧の求めに応じて阿弥陀如来を作った際、
あまりの尊い出来映えに自ら護持したいという気持ちを止められずに
僧の後を追いかけた。

山科の辺りで僧に追いつき懇願すると、僧は感銘し、これに応じた。
阿弥陀如来が納められた箱を開けると、仏像が2体に分かれていたという。
2人は感涙し、それぞれ一体ずつを背負って東西に分かれた。

「負別山」の山号もこれにちなんでいる。

僧が持ち帰ったもう一体の仏像は仙台市泉区にある阿弥陀堂にて
「笈分如来」として安置されている。

駒止地蔵は空海作であるといわれ、元は六条河原の処刑場に祀られていたと
伝えられる。

平清盛が乗る駒(馬)が六条河原に差し掛かった時に急に動かなくなり、
その場所を掘ってみると、こちらの地蔵が出てきたことからその名がついた
という。

さて、こちらのお寺は残念ながら写真の通り、拝観することができません
でした。

なかなか興味深い社伝が記されていたので、是非御像をお目にかかりたい
ところでありました。

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