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説法と現代社会と倫理

神を恨むこと

世界共通ですが、

不幸な出来事が起きると、

よくこのような言葉が発せられます。

「神はなんてひどいことをするのか?」

「神も仏もあったもんじゃない」

しかし、

神仏は基本的に、地球のレベルを上げるために

常日頃、祈ってくださっています。

不幸な出来事は神々が引き起こすというよりも、

自然や人間の行いが原因となって生じます。

日本人には自然が神だという宗教観が根底にありますから、

自然災害は神の仕業だと考え、「神様なんてひどいことを」

と言ってしまうのですが、本当に神が自然に働きかけて起こす

災害というのは稀であり、しかもそれは破壊と同時に創造を生み出すため、

むしろポジティブだと考えられます。

なので、どのような不幸な出来事が起きようとも、

気持ちはわからなくもないですが、

神を恨むようなことはしてはいけないのです。

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