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心霊現象・不思議な話

伏見稲荷大社で尻尾が4本あるキツネを見た

以前来られた方のお話です。

その方の御子さんは霊感が強く、普通の人が見えないような
霊的な物が見えるそうです。

伏見稲荷大社に初めて参拝に訪れた際のこと、
参道を歩いているといきなり子供さんがこう言います。

「尻尾が4本ある白い御狐さんが見える」

お母様はそれを聞いて内心
「キツネに尻尾が4本あるわけないじゃない」
と呆れてしまっていました。

しばらく歩いていると次はこう言います。

「そこに怖い顔をした不気味な狐がいた」

こうなると、お母様は心配になります。
「この子大丈夫かしら?」と。

さて、お母様は尻尾が4本ある狐なんて本当に
居るのかどうかを念のため調べたそうです。

すると、wikipediaにそれらに関する詳しい記載があり、本当に居たことが判明しました。
尻尾が4本ある狐の正体は天狐と呼ばれる大変神通力に優れた神格化した善狐であり、
千里眼によって様々なものを見透かす力がある。

一方で、怖い顔をした不気味な狐というのはいわゆる野狐と呼ばれる人に危害を
与える悪狐です。

さて、改めて言うまでもありませんが、子供さんは純粋な心の持ち主であり、
そのような種類の狐がいることを事前に知っていたということはありません。
ただ単に見えた物をそっくりそのままお母様に伝えたのでした。
本当にふしぎな御話です。

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