昨日の番組で記憶転移という現象を番組の一部で取り扱っていました。
記憶転移とは臓器提供者に臓器を受けて手術を行った後に
以前の自分とは別人のような状態になったりすることをいう。
割合は10~20人に一人だったような?
昨日の体重約120kgの社長の例は面白かったですね。
その変わりようがすごかった。
さて、彼はバリバリのビジネスマン社長で典型的な拝金主義者でした。
・ストレスを発散するために肉類中心の暴食、アルコール飲みまくり
・募金活動をしている人を見ると、「あんな無駄なことをする暇があったら働け」と思っていた。
・大の運動嫌いで、移動はほとんど運転手付きの車
・とにかく金が命という考え方
そんな嫌な社長の典型だった彼はついに不摂生がたたって心臓の病で倒れる。
一命を取り留めたものの、心臓移植が必要な状態であった。
体の状態が悪く、ドナーから臓器提供を受ける権利すら得られない状態だったため、
運動に取り組んで生活習慣を改善し、何とかドナーを待つ権利を獲得。
しばらく経ったのち、ついに臓器提供者が現れて手術に取り掛かる。
手術は無事成功。
彼は目を覚まし、看護師が彼に「お肉はまだ我慢ですよ」と言われたことに対し
「野菜ジュースが飲みたい」と言い、看護師を驚かせる。
さらに以下のような変化が
・急にランニングがしたくなったり、アウトドアスポーツに興味を持つようになる。
・新鮮な野菜が食べたくて仕方ない状態に。あまりの食習慣の急変に周囲も驚く。
・送迎車で通っていた会社には自転車でかようようになる。
・慈善活動に積極的になる
・ある日ジムで運動をしていた時にかかった曲を聞いて涙があふれた
自分の人格のあまりの変化が気になったために執刀医に相談するも
聞く耳を持ってもらえない。
そこで彼はドナー(臓器提供者)の家族に会いに行くことに。
すると驚くべき真実が明らかになる。
・生前彼はスタントマンで体を鍛え上げていた
・サラダを4皿も5皿も食べていた
・困った人を助けたいと考えていた(ボランティア精神に溢れていた)
そしてなんと、生前彼が最も好きだった曲が
社長がジムで聞いて涙が止まらなくなった曲だったのである。
うーん・・・これはすごいお話ですよね。
昔は心停止が死の定義とされていました。
今は基準が変わって脳死判定=死になりました。
今回のような例を見ると、
昔から心臓は第二の脳と呼ばれているのにはうなずけますね。
何やら科学者のなかには「細胞記憶説」や「心臓には神経細胞の集合体があってそこでも
大脳新皮質には遠く及ばないものの記憶することができる」と唱える者もいるようです。
私は今回のようなケースでは臓器提供者の意識(霊魂)が良い意味で
臓器被提供者に憑依したと現時点では考えています。
いわゆる守護霊と呼ばれるものです。
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