三時知恩寺
浄土宗の尼門跡寺院。
代々皇女や摂関家息女が法脈を継いだ寺院である。十四世紀半ば、後光厳天皇の皇女・見子内親王によって創立。
仏教に深く帰依しており、宮中に安置されていた唐の善導大師像を
当寺に賜り、崇光天皇の旧御所を賜って寺院に改めた。明治維新まで皇女が相次いで入室された。
堂宇は天明の大火で焼失し、現在の堂宇は桃園天皇女御、恭礼門院の
旧殿を賜り再建されたものである。
さて、当院は門が閉じられており、拝観することができませんでした。
今思えば、尼門跡寺院というのは初めてかもしれません(既出ならごめんなさい)。
当寺の寺号の由来は厚く浄土宗に帰依された後柏原天皇が宮中で善導大師の六時礼賛
(一日6回礼賛を行う法要)を勤められ、そのうち昼の3回は当時にて勤修
するように定められたからだそうです。
当寺院は新町通りに位置しており、向かいは同志社新町キャンパス
であることから、この日も今出川キャンパスと新町キャンパスを行き来
する学生が後を絶ちませんでした。
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