説法と現代社会と倫理

墓参りや先祖供養を大事にすることと憑霊

「占い師に先祖供養をしなさいと言われた」

「住職に墓参りを欠かしてはいけないと注意された」

このようなことを指摘されたから先祖供養や墓参りを実行したものの、
霊障が治まらないといったご意見が後を絶ちません。

実は「先祖供養をしなさい」という占い師は数多くいるようなのですが、
これは言い換えれば、相当きつい言葉なのです。

なぜなら、
「あなたの御先祖は現世での行いが悪く、
霊界で苦しんでいるから供養してあげなさい」

と言っているのと同じだからです。

墓参りも同様です。

きっちりと成仏し、それなりに明るい世界にいる霊魂は
先祖供養など求めませんし、墓にも宿りません。

ですから、墓参りや先祖供養と霊障というのは滅多に関係してこないのです。

原因となっているのは怨念深い霊魂が憑依しているケースがほとんどです。

とはいえ、ご先祖様に手を合わせていると、
苦しい時、つらい時などに少しばかり手助けしてくれたり、
自分が死んだときには迎えに来てくれるわけですから、
先祖供養や墓参りは基本的に良いことだと私は考えています。

ただ、霊障と先祖供養はそこまで頻繁に原因として関係してくることはない
ということを、今回は是非とも伝えたかったのです。

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