心理学の巨人カール・グスタフ・ユングはこのような金言を残している。
「私は神を信じない。神を知っている。」
これは神を信じるか否かを問われた際の彼の答えである。
この金言を知って私の内に歓喜が起こった。
と同時に落胆した。
なぜ落胆したのか?
それは現在進行形でこの問いが繰り返されているからだ。
日本ではもっと酷いとさえ思う。
「霊なんて本当にいると思ってんの?」
「多分いないと思うわ。迷信迷信。」
老若男女問わずこのような問答が未だに行われているのである。
霊的存在が確実であることの共有がいまだに
なされていないことに私は大きく落胆している。
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