京都の神社仏閣を巡る

世界文化遺産 龍安寺 世界が認めた石庭

金閣寺を後にし、20分ほど歩いたところに龍安寺はあります。
当然バスもあるわけですが、衣笠の道は気持ちが良く、歩きの方が
より充実した気分になります。写真は金閣寺を出てすぐのところ。

龍安寺は号を大雲山とし、臨済宗妙心寺派に属す寺院です。
元は徳大寺家の別荘であったのを、1450年に管領細川勝元が
譲り受けて寺地とし、妙心寺の義天玄承を開山として創建された
そうです。

応仁の乱により焼失し、1499年に勝元の子である政元が再興するが、
1797年に火災により方丈、仏殿、開山堂などを失ってしまったため、
西源院の方丈を移築したそうです。

こちらの枯山水の石庭は世界一の日本庭園として世に広く知られています。
東西25メートル、南北15メートルの空間に白砂を敷き詰めて、
15個の石が配されています。

この庭園は何を表現しているのかは謎だそうです。
見る人の自由な解釈に委ねられているということですから、
気軽にその美しさを楽しむことができます。

見ているだけでうっとりしてきますね。

こちらの石庭は座るところがほとんどありません。
皆さん、長い時間眺めていらっしゃるからでしょう。

こちらの庭園を奥に進んで、少し曲がった小庭園の前では
複数の外国人観光客の方が寝ころがっていました。
この日の気温は炎天下の37度でしたから、そりゃあバテますよね。
お気持ちわかります。

こちらは帰り路の風景

この道をもっと進むと、湯豆腐をいただけるお店があります。
若かりし頃にお伺いしましたが、美しいお庭を眺めながら美味しい
湯豆腐をいただけますよ。

さてさて、焼け焦げそうな猛暑日の道のりはまだまだ続きます。

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