仁和寺は真言宗御室派総本山である。
平成6年に世界文化遺産に登録されている。
仁和寺の歴史は平安時代に始まる。
第58代光孝天皇が西山御願寺として着工されたことに始まる。
888年に宇多天皇が先帝の遺志が継がれ、仁和寺を完成。
宇多天皇は退位された後、出家して、仁和寺をを住房とされ、
真言密教の修行に励まれたそうです。
京都三大門のひとつである二王門をくぐると、
壮大な風景が広がります。
まずは御殿の拝観です。
こちらは南庭になります。
桜、橘の他に杉、松が植えられています。
美しい白砂に木々、そして二王門の調和が素晴らしいですね。
続いて北庭です。
池泉式の優雅な造りとなっていますね。
五重塔が木々の奥に見えます。
何か、凛とした不思議なものを感じましたね。
さて、北庭を奥に進んでいったところに霊明殿があります。
御本尊である薬師如来坐像を安置するために1911年に建てられました(設計亀岡末吉)
こちらには歴代門跡の尊碑が安置されているとのことです。
御殿を後にし、伽藍へと向かいます。
中門をくぐると、その先に堂々と佇むのは
国宝の金堂です。気品があり、霊気を感じました。
こちらは五重塔。
1644年に建立されました。
塔見32.7m
総高は36.18m
塔内部には大日如来を中心に、その周りには
無量寿如来が安置されているそうです。
最後に水掛不動尊へ参ります。
こちらは近畿三十六不動霊場の第十四番札所となります。
石造の不動明王であり、水を掛けて祈願する事から
水掛不動とも呼ばれているとのことです。
参拝客はおそらく、水掛はできないでしょう。
そういったことができる感じはありませんでした。
特別な行事の日にはさせていただけるのかな?
さて、もう夕方の4時半を過ぎました。
夕方のお勤めが始まっていました。
仁和寺には宿坊があります。
世界遺産に泊まれるのは素敵ですね。
この日の道のりは金閣寺から龍安寺
龍安寺から仁和寺へ向かう途中に住吉大伴神社に
お参りをして、仁和寺でした。
今回のルートはきぬかけの路という世界遺産を3か所巡れるルートとして、
昔から有名です。
歩くのがしんどい場合は京福電鉄、市バスが便利です。
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