京都の神社仏閣を巡る

五大不動は圧巻 大覚寺 真言宗大覚寺派本山 京都嵐山を巡るその2

大覚寺 真言宗大覚寺派本山
正式には旧嵯峨御所大覚寺門跡と称する。

嵐山エリアに位置する。

平安初期、嵯峨天皇がご成婚の際に新室である離宮嵯峨院を建立。
これが後に皇孫である恒寂入道親王を開山として876年に開創
し、大覚寺となる。

こちらには弘法大師空海のすすめにより、嵯峨天皇が浄書された般若心経が
勅封(60年に一度の開封)として奉安され、般若心経写経の根本道場であると紹介されています。

明治時代初頭まで、代々天皇または皇統の方が門跡を務められたとのことです。

さて、格式高い大覚寺でありますが、見どころが多くあります。
以下の全12か所です。

宸殿、御影堂、正寝殿、五大堂、村雨の廊下、勅封心経殿、勅使門
安井堂天井雲竜図、大沢池、心経宝塔、名古曽の滝跡、天神島・菊ヶ島・庭湖石

上記の2~3か所以外は全て回廊で巡ることができます。
ですので、「せっかく京都に来たのに大雨かぁ・・・」
といった時にも雨を気にせず拝観できる大規模な寺院であります。

今回は3か所ほど紹介させていただきます。

村雨の廊下

縦の柱を雨、直角に折れ曲がっている回廊を稲光にたとえたのが名の由来
になるそうです。

大沢池

周囲約1Kmの日本最古の人工林泉になります。
林泉とは林や泉水などのある庭園のことなのですね。
大変きれいでしたが、写真がイマイチ・・・。

五大堂
江戸時代中期に建てられ、現在の大覚寺の本堂。
不動明王を中心とした五大明王が安置されています。

五大明王
不動明王・降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王

こちらは空気が違いました。
結界が張られており、身が引き締まるような感じです。
大変ありがたいですね。

こちらは近畿三十六不動尊の第十三番札所になります。

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