死後の世界を知れば、人生が輝き始める
著者 ダニオン・ブリンクリー
越山雅代
主人公のダニオン・ブリンクリー氏は人生で三度の臨死体験をした。
一度目は電話の最中に雷が落ちて感電し、
焼け焦げた際に二十数分間の心停止の間に臨死体験をした。
二度目は心臓の手術の際であった。
三度目はくも膜下出血によって臨死体験をした。
三回の臨死体験のうち、いずれも光り輝く世界を訪れたそうである。
その三度とも心地良い世界であったため、「この世には戻りたくない」と
思ったほどだそうだ。
さて、この著書でもっとも特徴的であるのは筆者が唱える
霊的資本主義であろう。
霊的資本主義とは「一人ひとりが自分の本当に得意なことを見つけて、
の能力や才能を活かして、人のため、世の中のために尽くしながら、
収入を得ること」である。
感想
約230ページを3時間で読破しました。
難しい用語などが登場せず、大変読みやすい内容です。
一度の人生で三回も臨死体験を経験した人は著者を除いて
他にはいない点でも死後の世界に興味がある人は拝読をおすすめします。
加えて、臨死体験以外の霊性についても鋭く言及しているので面白いです。
例えば、自殺や事故死した場合は成仏できずに浮遊霊となるなどの
記述があります。これは紛れもない事実です。
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