京都の神社仏閣を巡る

長講堂 京都五条界隈を歩く その2

長講堂

1183年に後白河法皇が晩年を過ごした院御所「六条殿」内に
建立した持仏堂が当寺の起こり。

長講堂は正式には「法華長講弥陀三昧堂」といい、法華経を長期間
講じ、阿弥陀仏念じて精神集中の境地に入る道場という意味がある。

もとは六条西洞院にあったが、度重なる火災により転々と寺地を
変えて現在に至る。

本堂には後白河法皇の臨終仏である本堂の阿弥陀三尊像が祀られ、
御影堂には毎年4月13日法皇忌にのみ公開される江戸初期作の
後白河法皇坐像が安置されている。

後白河法皇といえば、譲位して上皇となった後も
長きにわたり権力をふるった方でしたね。

整然と手入れされたお庭を眺めながらのひと時は
実に心が洗われますね。

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