家族や親戚が亡くなると、通常であれば、葬儀葬祭を執り行い、四九日、百箇日、一周忌と追善供養を親族や菩提寺と共に行うことによって、霊界、浄土、天国へと故人の霊を送り届けるように努めます。

この供養を行うことによって、故人は迷うことなく霊界に行って安住し、この世に祟り・障りを起こすことは普通ありません。

ところが、故人が生前、突然の非業の死を遂げたり、自殺したり、人生が悲しみや悔しさに満ちていて未練が多かったり、人に恨まれるようなことばかりしていると、それらが祟って成仏することができずに苦しみ、その苦しさのあまり、残された子孫や親族に取り憑いて障りを起こすことがあるのです。

この先祖の不成仏霊に取り憑かれることによって体調不良やトラブルに悩まされることを先祖の祟り(先祖の障り)といいます。

通常の供養だけでは成仏することができずに苦しんでいる先祖がいると、その影響で残された子孫や親族が苦しめられ続けますから、先祖の祟り(先祖の障り)の場合は霊能者による先祖供養が必要です。

下記に先祖供養が必要な場合と先祖の祟りによる主なトラブルを記載していますので、思い当たる場合は早めに対処されることをおすすめいたします。

故人の先祖供養が必要な場合

故人がよく愚痴や恨み節を述べていた
・悲しみや悔しさに満ちた人生を送っていた
・くよくよするタイプだった
・家族からイジメられていた(姑からの嫌がらせなど)
・仕事先や家族から良く思われていなかった
・人から恨みを買っていた
・自殺した
・事故死した
・突然死だった
・ガンや病気で苦しみまくって亡くなった
・葬儀葬祭を行わなかった
・追善供養(年忌供養や仏壇への供え物など)を行っていない

先祖の祟りによって起きるトラブル

・故人の声が聞こえ続ける
・物忘れがひどくなる
・異常行動をとるようになる
・肩が異常に凝る
・精神が不安定になる
・イライラする
・うつ病になる
・理由もなく死にたくなる
・相続トラブルや金銭トラブルの多発
・人間関係がうまく行かない
・事業不振
・子供の落ち着きがなくなる
・集中力の低下 学習障害
・職場で嫌がらせを受ける