今回は家に霊がいて、その影響で困っている、悩んでいるというようなケースです。
最近自宅で何かおかしなことが続いていると感じるようになりました。夜になると妙な寒気が家中に漂い、まるで誰かに見られているかのような感覚に襲われるのです。最初は気のせいだと思い、疲れやストレスのせいだと自分に言い聞かせていました。しかし、何日も続くうちに、その感覚はますます強くなり、「もしかして、家に幽霊がいるのではないか？」という不安に駆られるようになりました。
ある夜、眠ろうとしてベッドに入っていたとき、突然部屋の隅から小さな音が聞こえてきました。パチッという音が壁から聞こえたかと思うと、次第に重たい気配が部屋を満たしていくような感じがしたのです。電気をつけても何も変わらず、何も見えないまま。しかし、その「誰か」の存在感は心を重く押しつぶすように強烈でした。怖くて眠れなくなり、翌朝までずっと明かりをつけたまま夜を過ごしました。友人にこのことを話してみましたが、友人たちは心配しつつも「それはストレスじゃない？」とか「考えすぎじゃないかな」と、あまり真剣に受け取ってくれませんでした。しかし、自分にとっては「これは普通じゃない」と感じるようになってきました。窓が開いていないのにカーテンが揺れたり、キッチンに置いてあった物が勝手に移動していたりと、小さな異変が頻繁に起こり始めたのです。このままではだめだと思い、ネットで調べた幽霊の影響を除去するための方法を調べてまずは家全体をきれいに掃除し、塩を使って部屋の四隅を清めるという方法を試しました。しかし、この方法を行った翌日に足を捻挫してしまい、かえって逆効果なのではないか？と思っています。
日本的な霊手問題の解決を図る方法として、塩で穢れを祓い清めようとするのは有名ですよね。スピリチュアルでは西洋的な方法を執るような術者、霊能者も中にはおられます。西洋的な手法ですと、ホワイトセージの煙や香りが苦手でなければ、それを魔除けとして焚くという方法があります。ほかにも、大きめの水晶や翡翠、ラピスラズリをすすめる霊能者もいます。塩に抵抗を示すということなので、本ケースではそこそこのレベルの怨霊かもしれませんね。私の場合は古神道における真神に祈ることにより、土地の罪穢れを祓い清めていただくという手法です。
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